メモ ストックとフロー
経済用語らしい。
最近、はてなの近藤社長が「はてなブログ」というサービスについて語る際に引用している。
なぜ今、ブログなのか - http://jkondo.hatenablog.com/entry/2011/11/19/114109
経済の方では、
- ストックとは、「ある一時点において溜まっている量」を、
- フローとは「ある一定期間に流れた量」を
表すらしい。
Webサービスでも最近、コンテンツやサービスをストックとフローに分ける傾向がある。
自分も、あれこれ考え事をしているなかで、ストックとフローについて考えることがあった。
そこで、自分なりにストック系/フロー系サービスやコンテンツの特徴をまとめてみようかと思ったけど、10分くらい考えて、あまり意味が無いような気がしてきたのでやめた。
なぜ意味が無いように思えてきたのか。
結局、コンテキストというか、時代や環境によって変わってくるのではないかと思った。
ブログが出てきた頃、コミュニケーションツールであり、記事はもっと大量に流れていた。
今はtwitterがフロー型サービスの代表みたいに思えるけど、それも今後どうなるかわからない。
ユーザーにとってはどうでも良い。
定義が曖昧。定義が曖昧なものを、それっぽい雰囲気で語ってしまうとそれってWeb2.0。
コンテンツやサービスを、提供側が「ストック」「フロー」と定義してしまうのはあまりいいことではないように思える。
モデル化するのは、作る側にとっては色々都合がいいけど、使う側とのギャップが生じたときに、心地悪さにつながる気がする。
結局、それを決めるのはユーザーではないかな。