エタノールのニンニク漬け
twitterでエタノールを買った話をしていて思い出した．
小さい頃，母親が怪しい医学を駆使して風邪を治してくれていた．
それは今話題のホメなんとかとかそういう類のものではなく，アロエを薄切りにして包帯に重ねて首に巻いたり，みじん切りにした長ネギが大量に入った沸騰した味噌汁とか，そういったおばあちゃんの知恵袋的なものだった．
その中で自分が嫌いだったものに，アルコールのニンニク漬けというものがあった．
ニンニクを食べるのではなくアルコールを飲むのでニンニクのアルコール漬けではないとおもう．
アルコールの入った瓶にニンニクを入れて，多分数ヶ月は漬けてあるものだと思う．
おちょこ一杯飲んで寝ると，すごい汗をかいてすぐ治る．
色が琥珀色で，ものすごいにおいを放つ．
これがまずくて本当に大嫌いで，あるとき強く抵抗をしたら透明のカプセルを買ってきやがって，それに入れて飲まされた．
これにより，飲む瞬間の味は軽減されたが，しばらくすると胃が痛くなり体中からくさいにおいがするのは変わらなかった．
で，恐ろしいのだが，当時母親はこのアルコールをメタノールと言っていたことを思い出した．
wikipedia - メタノール
飲用毒性ｗ失明するとか書いてあるし．
一応目は裸眼で1.2あるので恐らくエタノールだったと思うのですが，エタノールだって消毒用とかだと不純物混ざっているらしいので気をつけた方がいい．
変な家庭医学は，きちんとした根拠と専門家の意見を聞きつつ実行した方がいいですね．
子供を守れるのは親だけなので．
